こんにちは。omitsu夫です。
ご存知のお客様も多いと思いますが僕の実家はぶどう農家です。
昨年より師匠である母のもと店舗の運営と並行して修行を積んでまいりました。
今年は一人で任せてもらった畑の初めての収穫となります。
僕らが暮らす須坂市(須高地域)の誇れる産業でもある葡萄栽培をよりたくさんの方に知ってもらいたく、またこの地域の方には新しい切り口での提案をしたいという思いを込めて「収穫祭」を企画しました。
つまり9月は「洋服と工芸とぶどう omitsu」になります。
収穫祭2024ではぶどうと「ぶどう」をキーワードに当店ならではの洋服と工芸、多彩なジャンルの作品が並びます。
須坂市の誇れる農産物でもあるぶどうを、食べて・見て・触れて・使って、様々な角度から楽しみ、新しい魅力を発見して頂けましたらうれしく思います。
// お品書き //
*そればな・お菓子(14日のみ出店) – instagram
*前田 洋・木(器)- instagram
*MUSASHI KANDA・木(眼鏡・ボタン×おみつのおつくろいとのコラボレーション)- instagram
*古川 莉恵・硝子- instagram
*おみつのおつくろい
*店主と師匠・ぶどう
暮らしと住まいに関する情報サイト『チルチンびと広場』に掲載されています。→『チルチンびと広場』
また9月28日、29日、30日と松本パルコ1Fイベントスペースに巡業します。
こちらでも「収穫祭」のコンセプトをもとに同内容にて展開致します。
日頃は須坂までなかなか都合がつかなかったと言った方々など、ぜひこの機会をご利用いただけましたら幸いです。
「樹を纏う」をテーマに木の眼鏡を制作する63mokkoこと神田武蔵さんのもう一つの側面(MUSASHI KANDA)として、木のボタンやカバンのハンドルパーツを作成いただきました。
omitsuが選んだused プロダクトとのコラボレーション。
ご参考に2点ほどピックアップ致します。
おみつのおつくろい・キューバシャツ×MUSASHI KANDAのぶどうのボタン
税込¥27,500
キューバシャツとは、本国キューバでは冠婚葬祭や公共の職員の着用など、正装としても認識される伝統ある洋服です。
サトウキビ農家のワークシャツであったなど諸説あります。
沢山のボタンやフリルなどで飾り付けられた独自の華やかさは心地よいドレス感とカジュアルさを兼ね備え、コーディネートも複雑に考えずそれ一つで成立するような説得力があります。
キューバ革命で知られるチェゲバラなど著名な方に愛されたことも有り、時代によってトレンドを牽引した存在でも有ります。
*シャツのこと
本作は珍しい長袖。リネン(麻)ですがシャンブレーデニムのようなしっかりした厚みが有り通年等して着用しやすい生地です。
袖口は元々はダブルカフス仕様でしたが通常のシングル仕様にカスタムしています。
シャツって袖をよくまくって着るのでその方が着やすいかなと思いカスタムしました。
右袖にはちょっとした刺繍があるのが小粋なディテール。
さらに左右両脇裾が開閉可能な仕様になっており、ジャケットで言う「ベンツ」のようなディテールがとても魅力的です。
クリアーのボタンは元々このシャツに使われていたボタンです。あえて全てぶどうボタンにするのではなく、
本来のボタンを残すことで新しいデザインとして表現しています。
*ボタンのこと
まさに僕らの畑で伐採したぶどうの木から神田さんに作成いただきました。
神田さん自身、研究してきた独自方法で下処理を施し整形しています。
厚みのある形状が重厚感を持ち、独自の質感と色合いがとても魅力的です。
また、ボタンステッチが三角形で表現できるようにトライングルホールになっています。
フロント用11ミリが7個、飾り用8ミリが12個、合計19個ものボタンが使われています。
糸は偶然見つけた昭和時代のヴィンテージ糸でコットン100%、重厚感のある質感が素晴らしい糸です。
鳥のカバン×MUSASHI KANDAのぶどうのハンドル
¥20,000(sold)
*カバンのこと
レトロなデジタルタッチの鳥刺繍が施されたなんとも味のあるカバンです。
なんと言っても黒ベースに白と赤の配色がパッと目に入る抜群のインパクト。
*ハンドルのこと
*ハンドルのこと
木のふしを活かしたウッドハンドル。ハンドル全体や、エッジの傾斜も美しいカーブで処理されています。
木の表情、質感が素晴らしく、カバン本体の表情とのギャップがよりクリエイティブなイメージを促進しています。
ありがたいことにこのblogの準備をしている最中にお客様の元へ旅立ちました。
本作のシリーズでは「そのモノのアイデンディティを一度壊したい。自分だけの価値を作りたい」という神田さんのコンセプとのもと木のネームタグをカバンの中に縫い付けてあります。
手作業で一つづつ作られており、細やかで精密な手仕事の美しさが感じられます。
ファッションと工芸とアート、それらの中間に位置するような洋服であり作品とも言える逸品です。
是非ご覧ください。
通販対応も可能です。商品に関してのご質問、ご注文方法等お問い合わせにつきましてはお電話もしくはe-mailにてご遠慮なくご連絡ください。
洋服と工芸 omitsu
〒382-0083
長野県須坂市上中町193-1 牧半ひだり
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