現在開催中のcottleの展示受注会「LEAF VEIN」の服についての具体的な内容をご紹介させていただきます。
まずはコレクションの大枠の概要から。
シルクを主とした特別な生地の服が8型(ジャケット3型、パンツ2型、シャツ2型、コート1型)それに対して６色のカラーバリエーションが有り好きな色で注文する事が出来ます。
(一部例外のバリエーション有り）
<カラー＞
＊ECRU(生成り色）
＊VERDURE INDIGO(緑色)→デットストックのインディゴと本藍の掛け合わせたオリジナル染色。
＊AUTHENTIC INDIGO(紺色)→本藍染め。
＊KAKISHIBU BLACK(茶色)→柿渋染め。最も”はり感”があるタッチになっています。
＊AUTHENTIC INDIGO × KAKISHIBU BLACK (黒)→２色によるダブル染色。
＊FERMENTATION(マーブル）→ECRUにAUTHENTIC INDIGO(紺色)+VERDURE INDIGO(緑色)+茜（ピンク）のペイント。
今回はそのうちの1色であるECRU(生成り色)ついて焦点を当ててご紹介致します。
なぜかと言うとECRUは生機で全てはこれからのスタートだからです。
この生地を染めることで残り５色の存在が成り立ちます。
横糸はハードマンズヘンプの最高ラベル極細100番手を使用した特別な生地です。
40番手で高級とされる中、100番手を使用しています。
より詳しい詳細はcottleホームページにて記載がございます。
是非そちらもご参照ください。
cottle HP
目で捉えることができる生地の織りは美しく、微妙な凹凸感の手触りが力強い印象を魅せてくれます。
柔らかい雰囲気の色合い、それでいてシルク独自のかすかな光沢が融合して実に知的です。
アウターはブランドの顔。バンドで言ったらボーカルと言ったところでしょうか。
本作でぐいぐいこだわりを垣間見ることが出来ます。もちろん他の全ての商品もですが。
襟を寝かせて着用することもできるし、立ててスタンドカラー形態でも着用可能。
独自のバックラグランスリーブによる仕立てで裾はカットオフ処理を施しています。
生地のほつれがかっこいい。もし裏地を縫い付けた仕立てにした場合、染色するとパッカリング(歪み、膨らみ）が入ると思います。
表地と裏地で縮絨率が異なるからです。
そのような作りの服も素敵ですがカジュアルな要素が強くなります。
あえてカットオフすることで見頃の表地が、裾にかけて綺麗に落ちることで“シャープな”印象がプラスされています。
襟裏と左胸、左脇に配置したハンドステッチワーク、第一ボタンホール部の糸の飾りと絶妙なバランスで装飾が施されています。
GURHKA PANTSはワンタックでももに膨らみを持たせて裾にかけて少しづつ細くなるソフトなテーパードシルエット。
内側に紐が配置されているのでベルトなしでも履けます。
裾の処理も普通ならロックミシンをかけておくところをあえてカットオフ。
生地のほつれが出てきたところをロールアップして見せても面白い。
余談ですが、白系の生地は漂白に関する強めの洗剤が使いやすい為ある意味ケアしやすいです。
汚れを気にされる方も多いと思いますがそんな特性のある色でもあります。
長年の着用によりあまりに汚れが目立つようになったら思い切って染めるのも面白いと思います。
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電話番号 : 026-214-6620
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洋服と工芸 omitsu
2022/6/5(sun) OPEN!!
〒382-0083
長野県須坂市上中町193-1 牧半ひだり
＊長野電鉄須坂駅より徒歩15分
//Opening event//
cottle 「LEAF VEIN」
2022/6/5(SUN)-12(sun) 11:00-18:00
＊定休日 9日